クリーンで飲みやすくライチの香りと甘味を楽しむ
COLUMBIA Anaerobic Litchi
コロンビア産スペシャルティコーヒー「ライチ」は、熟したライチのような華やかなフルーツフレーバーと
花のような繊細な香りが特徴の希少なコーヒー豆です。アナエロビック・ファーメンテーション(嫌気性発酵)
という革新的な精製方法により生まれる、唯一無二の味わいをお楽しみください
味わいの特徴
- フルーツフレーバー: 熟したライチを思わせる甘く爽やかな風味
- フローラルノート: ジャスミンやローズを連想させる華やかな香り
- クリーンな後味: 雑味のない透明感のある余韻
コロンビアコーヒーの品質
コロンビアは世界有数のコーヒー産地として知られ、標高1,500m以上の高地で栽培される高品質な
アラビカ種が特徴です。昼夜の寒暖差が大きい気候と、火山性の肥沃な土壌が、豆の密度を高め、
複雑な風味を育みます
こんな方におすすめ
- フルーティーで個性的なコーヒーがお好きな方
- スペシャルティコーヒー初心者から愛好家まで
- ギフトや特別な日のコーヒーをお探しの方
- 新しいコーヒーの味わいを求められる方
淹れ方のポイント
92-94℃のいつもより少し高めのお湯でゆっくりと抽出することで、ライチの繊細な香りを最大限に引き出せます
アナエロビック・ファーメンテーション
(嫌気性発酵)について

アナエロビック・ファーメンテーション(Anaerobic Fermentation)は、近年スペシャルティコーヒー業界で
注目を集めている革新的な精製技術です。「嫌気性発酵」とも呼ばれるこの方法は、従来の精製方法とは違った
独特のフレーバーを生み出します
基本原理
通常のコーヒー精製では、収穫したコーヒーチェリーを空気に触れる環境で発酵させますが、アナエロビック法
では密閉タンク内で酸素を遮断した状態で発酵を行います。この無酸素環境下では、好気性菌(酸素を必要とする
微生物)の活動が抑制され、嫌気性菌が優勢となることで魅惑的な風味が生まれます
プロセスの流れ
- 収穫: 完熟したコーヒーチェリーのみを手摘み
- 密閉タンクへの投入: ステンレス製やプラスチック製の密閉容器に投入
- 脱気: タンク内の酸素を可能な限り除去
- 発酵: 12時間から最長120時間程度、温度管理のもとで発酵
- 水洗・乾燥: 発酵後、通常の精製工程へ
従来の精製方法との違い
- ウォッシュド(水洗式): 水槽で発酵、クリーンで明るい酸味
- ナチュラル(自然乾燥式): 果肉付きのまま天日乾燥、濃厚でワイニーやフルーツ感が特徴
- アナエロビック: 密閉発酵、エキゾチックで複雑なフレーバー
フレーバーへの影響
アナエロビック発酵により生まれる特徴的なフレーバー:
- フルーツ感の強調: ベリー系、トロピカルフルーツ、柑橘系
- フローラルノート: ジャスミン、ローズ、オレンジブロッサム
- 複雑性: 多層的な風味の展開
- 甘さの増幅: 砂糖を加えたような自然な甘み
- クリーミーさ: 滑らかで濃密なボディ
生産者の技術と挑戦
アナエロビック発酵は、生産者にとって技術的・経済的な挑戦でもあります。設備投資(密閉タンク
温度管理システム)、発酵の失敗リスク、処理時間の増加など、コストがかかります。
しかし、これにより生み出される独特のフレーバーは、スペシャルティコーヒー市場で高く評価され、
プレミアム価格で取引されるため、品質向上と収益性の両立が可能になります。
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